娘の高校で3年間PTAの役員をしました。
高校によって1年任期の学校もあるようですが、娘の高校は3年任期で3年時には部長(委員長)を務めさせて頂きました。
コロナ禍で2-3年時はほとんど活動ができませんでしたが、実際の活動内容と負担感、引き受けてよかったことなどをお伝えしたいと思います。
高校PTA役員の活動内容
娘の学校のPTA役員の内訳は
- PTA本部
- 進路指導協力部
- 保健体育部
- 文化教養部
- 教育環境部
- 広報部
以上の6つの部です。
(娘の高校では「委員会」という名称ではなくて、「○○部」と呼んでいます。)
それぞれの活動内容は以下のようになります。
例年の活動内容とコロナ禍の今年度の活動の両方を紹介しています。
PTA本部
会長・副会長・幹事・監事で構成されています。
仕事内容は
- 総会・理事会・総務委員会の運営。
- 全国高P連大会、関東高P連大会、県南支部大会などの県内外の研修会の参加。等
コロナ禍のため現在は高P連等の会合や研修会は中止となっています。
進路指導協力部
- 大学見学会等、他大学等の訪問・視察の計画・実施
- 進路指導協力に関する事項、その他
例年は保護者向けの進路に関する行事の開催や情報の発信を行っていますが、今年度は大学見学等の催しは中止となり、生徒向けの大学説明会の運営手伝いを行いました。
保健体育部
- 先生と保護者の親睦を深めるスポーツ大会の企画運営。
- 先生方による講演会や生徒の発表を聞く学校保健委員会への参加。
- 生徒の健康管理・保健に関する事項、その他
今年度はコロナ禍でスポーツ大会は中止となったため、健康に関する講演会のZoom生配信を行いました。
文化教養部
- 会員研修の計画・実施
- 講演会・文化活動の計画・実施、その他
通常はホール等を予約して行っていた講演会を今年度は動画配信で行いました。
教育環境部
- 体育祭や文化祭時の校内巡視。
- 校舎内外・通学路等の環境改善に関する事項、その他
今年度は体育祭や文化祭は生徒のみで保護者を含め外部の受け入れをしなかったため、巡視活動は行っていません。
広報部
- PTA新聞の企画・編集・発行
- アンケート調査等の企画・実施
- 他行・関係機関・団体への広報・普及、その他
例年、年2回の発行です。
コロナ前と変わらぬ活動量で、変更点はZoomを活用して集まって作業する回数を減らした点です。
高校PTA役員負担感と実際に学校へ行った日数
小学校のPTA役員活動と比べると格段に楽ではあります。
小学校の時は平日の集まりや活動が多かったのですが、高校では基本は土曜日で活動日数も小学校時代より少ない感じです。
私が所属した委員会は進路指導協力部ですが、コロナ前の1年間の活動日数は以下のような感じです。
総会や理事会等全役員参加の集まり…3回
進路指導協力部独自の活動…5回
計8回
3役や3年生はもう少し活動日が増えます(+4日程度)
楽な委員会は?
委員によって仕事の量に差がありますよね。
役員を引き受けることになってしまったけど、出来れば負担の少ない楽な委員がいいなぁという場合のお勧めの仕事の少ない委員は
教育環境部
学校行事の巡視等を行う委員会 です。
高校によって名前が違っているかもしれませんので、仕事内容が学校行事の巡視等を行う委員会を探してください。巡視の他に外部の講演会に出席をする仕事もありますが、一番楽なので、例年委員会の振り分けをするときの一番人気です。
PTA役員のメリット、引き受けてよかったこと
私が高校のPTA役員を引き受けてよかったなと思ったことは、
高校の様子がよく分かったことです。
高校になると親が学校へ行く機会はほとんどなくなります。さらにコロナ禍の現在は保護者会等も中止になってしまっていますので、学校の活動や生活について知る機会がさらに無くなっています。
私は進路指導協力部ですので、進路指導担当の先生と直接お話しをする機会を頂いて、進路に関する情報も伺うことができました。
また、広報部は体育祭や文化祭などが、外部や保護者の参観が中止になっている状態でも撮影で参観できますので、それはメリットかなと思います。
役員活動はちょっと面倒くさいなと思うところもありましたが、私は引き受けてよかったなと思っています😊
まとめ
高校のPTA役員の活動は土曜に活動することが多く、活動量は小学校のPTAよりだいぶ少な目かと思います。
委員会の中で、楽なのは学校行事の巡視等を行う委員会です。役員を引き受けたくなかったのに、やらざるを得なくなってしまった場合はこちらをお勧めします。
最後までお読みいただきありがとうございました(^-^)