前記事の小学校で高学年(5.6年生)対象の「携帯・インターネット安全教室」の講習受講の続きになります。
前回の記事はこちら
今回は講習で為になった
「スマホアプリをダウンロードするときに気を付けること」
を紹介します。
小学生向けの説明
講習では小学生に分かりやすいようにキャラクターを使って説明していました。
ツトム君(小学生)「人気のゲームの最新版が出ているからダウンロードしてみよう」
ツトム君「あれれ、最近怪しいメールが届くようになったなぁ。あのゲームをダウンロードしてからだなぁ」
さて、これは何がいけなかったのかな?
ということで児童に質問したりしながら解説してくれました。
一番にいけなかったことは
「人気のゲームだからと、何も確認せずにダウンロードしてしまった」ことです。
子供向けの講習会なので、
「ダウンロードする前にお家の人に相談しましょう」
という案内でしたが、その後保護者向けに補足して頂きました。
補足の説明と自分で調べたことを下記にまとめました。
スマホにアプリをダウンロードする前に確認すべき4つのこと
以前「ポケモンGO」が流行った時に偽アプリが出回って話題になりましたよね。
こうした偽アプリを誤ってインストールしてしまわないよう気を付ける4つのことを紹介します。
アプリ名や開発元を検索して評判を調べる
アプリをダウンロードする際には、Google PlayやApp Storeのような公式のアプリストアからダウンロードするようにします。
しかし、近年公式ストアにも不正アプリが紛れ込んでいることが確認されたそうです( ;∀;)
公式のアプリストアでは安全性の審査を通過したアプリのみが公開されているのですが、審査をすり抜けた不正アプリが公式のアプリストアに公開されてしまうケースもあるそうです。
そこで、公式アプリストアのアプリであっても、ダウンロードする前にアプリ名や開発元を検索してみましょう。
企業の公式アプリにもかかわらず、開発元が個人名になっている場合などは注意する必要があるそうです。
レビューの数やその内容を確認する
アプリのダウンロードページからレビューの数や内容を確認しましょう。
悪い評判が多いアプリや評価が不自然に二分しているアプリはちょっと考えた方が良いかもしれませんね。
口コミが全く見当たらないアプリは、配布されて間もない不正アプリの可能性があるので注意が必要だそうです。
アプリに許可する権限を確認する
Android端末では、アプリのインストール時にそのアプリが必要とする権限を一覧で表示してくれるので、それらの項目を確認することで不正アプリを識別できることもあるそうです。
iPhoneの場合は、アプリをインストールした後に、設定画面から該当のアプリを選択するとアクセス権限の設定を確認、変更することができます。
また、不正アプリではなくても、必要以上に権限を求めるアプリは、過度に利用者情報を収集している場合があるので、本当にそのアプリが必要かどうかよく考えてから入手したほうが良いそうです。
セキュリティアプリをインストールしておく
不正アプリの検知・ブロック機能や、不正アプリを拡散する危険なWebサイトへのアクセスを防ぐ機能を搭載したスマホ向けのセキュリティアプリを導入して備える必要があります。
セキュリティアプリによっては、不正なアプリと判断した場合にインストールをブロックしてくれる機能もあります。
自分のスマホにセキュリティアプリが入っているかどうか確認してみましょう。
私のスマホを調べてみたらマカフィーが入っていました。
そういえばサイトで時々警告が出てブロックしてくれていました。
気が付かないうちに働いてくれていたようです。
セキュリティアプリの比較
セキュリティアプリといってもいろんな種類があります。
無料のアプリもありますが、サポートが受けられないものが多く、万が一ウイルス感染したときに、自分で駆除できるスキルがない人は避けたほうが良いようです。
ここでは一度は名前を聞いたことがある「ウイルスバスター」「マカフィー」「ノートン」の3つのアプリを比較してみました。
ウイルスバスター
セキュリティアプリ販売本数No1だそうです。
ウイルスバスター クラウドは1本でパソコン・スマートフォン・タブレットに対して好きな組み合わせで3台までインストールが可能です。
サポートも充実していて、365日年中無休で製品の設定や操作について電話、メール、チャット、LINEで問い合わせできます。
複数の第三者評価機関から高い検出率や評価を受けています。
日本PTA全国協議会推薦のセキュリティアプリで、子どもが使うデバイスに導入するアプリとしても評価されているようです。
スマホ1台だけで大丈夫な場合はウイルスバスター モバイル【Android/iOS対応】もありますが、2台以上持っている場合はウイルスバスター クラウドの方がお得です。
マカフィー
うれしいインストール台数は無制限。
しかもiPhone/iPad版は無料のアプリがあります。
サポートも充実しており、テクニカルサポートは年中無休の9:00~21:00の対応です。
ノートン
世界シェアNo.1のメーカーだそうです。
三者機関のテスト11年連続軽さNo.1を受賞しています。
防御力に関する第三者機関の調査で、最高評価の「AAA」を18回連続で獲得しています
サポートは、チャットサポートは 24 時間 365 日利用できます。
電話サポートは土日祝祭日を除く月~金、10:00 - 19:00 の間です。
1台・3台まで・5台までのプランがあります。
まとめ
アプリをインストールする前に確認することは
- アプリ名や開発元を検索して評判を調べる
- レビューの数やその内容を確認する
- アプリに許可する権限を確認する
以上の3点を確認しましょう。
公式アプリストアのアプリでも審査をすり抜けた不正アプリの場合があるそうです。
また、スマホ向けのセキュリティアプリを導入して備えるようにしましょう。
複数のデバイスに対応しているソフトもありますので、自宅のパソコンと同じソフトにすることでお得に活用できます。
セキュリティソフト
マカフィーは台数無制限でiPhone/iPad版は無料のアプリがあります。
アプリをダウンロードする際には事前の確認とセキュリティソフトで対策をしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました(^-^)