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ワーキングママの仕事の備忘録と子育てあれこれ

しゃがみ込みのできない子どもが急増中!対策と改善方法~こどもロコモ~

しゃがみ込みが出来ない子どもが近年急増しているそうです。

実は息子もしゃがみ込みが出来なくて、ショックを受けました(>_<)

 

しゃがみ込みとは

しゃがみ込みとは、名前の通りしゃがむことです。

しゃがみ込み

この時に足の裏は地面にしっかり付けます

しゃがみ込みが出来ていない状態というのは、しゃがみ込むときに

・途中で止まる

・かかとが上がる

・後ろに転ぶ

という状態のことを言います。

 

息子は後ろに転んでしまいました

実は息子は運動が苦手な方ではありませんでした。

どちらかといえば、得意な方です。

 

しかし、ちょっと体が硬いかなとは感じていました。

昨年までは何とか出来ていたのですが、最近やらせてみたらできなくなっていたのです(>_<)

 

年度始めの運動器チェック

埼玉県の小・中学校では年度始めの4月にしゃがみ込みをはじめとした運動チェックを保護者がして報告する用紙の提出が義務付けられています

(他の都道府県でもあるのかな?)

 

下記の用紙のような感じです。

下記の用紙は古い資料なので、現在と項目が少し異なっています。

ロコモチェック

出典:全国ストップ・ザ・ロコモ協議会 子どもロコモ資料

 

しゃがみ込みの他に

・片足立ち

・肩挙上(両手をまっすぐ上げる)

・立位体前屈

・肘の伸展、屈曲(グーパー動作)

のチェック項目があります。

 

上記の5つの項目をチェックして毎年、年度始めに提出します。

 

今年度はしゃがみ込みが出来ませんでした。

(昨年まではできていたのに(>_<))

出来ないと申告すると、病院へ検査に行くことになるかもしれないから面倒くさいなぁと思ったのですが、正直に申告しました。

 

そしたら案の定、学校から「病院で診断および治療を受けてください」とのお手紙をもらったので整形外科へ行ってきました。

 

しかし、結果色々と教えてもらって勉強になったので、正直に申告してよかったです。

しかも改善方法の詳しい説明の用紙まで頂きました。

頂いた資料は以下になります。

子どもロコモ資料

先ほどの運動器チェックで出来ない項目が1つでも当てはまると

「子どもロコモ」の疑いがあるそうです

 

子どもロコモとは?

ロコモ(ロコモティブシンドロームの略)とは、年齢とともに足腰が衰えて移動能力が低下し、進行すると寝たきりになるリスクが高い状態を意味します。

近年、スマホ・ゲームの普及や、外遊びの減少などにより、子どもの体に異変が生じています。体がかたい、バランスが悪いなど、子どもの運動器機能が低下しており、この状態が「運動器機能不全」または「子どもロコモ」と呼ばれています

引用元:埼玉県医師会学校医会 運動器検診委員会 制作資料

 

資料によると幼稚園児・小学生・中学生の40%がロコモの可能性があるそうです

 

そして我が子のしゃがみ込みについて、昨年までできていたことを伝えると、

急激な体の成長によって、運動機能が追い付かない場合にも起こることを教えてもらいました。

 

最近急激に体重が増えたことと、もともと体が硬めだったことが原因かなと思いました。

 

ストレッチや簡単な体操で改善することが出来ることが分かってホッとしました。

 

頂いたA4ホチキス止めの資料は

下記ページの下部の『「子ども処方箋」はこちら』からダウンロードできます。

https://sloc.or.jp/?page_id=165

頂いたA4資料↓↓

 

子どもロコモ
子どもロコモ
子どもロコモ
子どもロコモ

頂いた資料の簡単な説明をします

 

「子どもロコモ」のチェックをする

以下の項目に1つでもあてはまれば「子どもロコモ」の疑いがあります

①片脚立ちがふらつかずに5秒以上できない

②しゃがみ込めない

 ・途中で止まる

    ・踵が上がる

    ・うしろに転ぶ

③肩が垂直に上がらない

④体の前屈で、指が床につかない

 

子どもロコモの対策

片脚立ちができない場合の対策

片足立ち

背筋を伸ばした良い姿勢で、足の指から足の裏全体でしっかり体重を支えてみましょう。

左右30秒ずつ、次いで60秒ずつ、ふらつかずに立つ練習をしましょう。

 

しゃがみ込めない場合の対策

しゃがみ込み

背筋を伸ばし、股関節をしっかり曲げて、つま先や踵だけでなく、足の裏全体に体重がのるように、ゆっくりしゃがみこみます

 

肩が垂直に上がらない場合の対策

子どもロコモ

 

体前屈で手の指が床につかない場合の対策

体前屈対策

 

「子どもロコモ」チェック項目以外の対策が必要な事例

以下のような場合にも対策が必要になります。

 

肘や手首の動きが悪い場合の対策

・・・肘がまっすぐ伸びない、手首が反らないなどの場合

肘や手首の動きが悪い場合

 

浮指の場合の対策

浮指とは、足をついた時にしっかり足の指に体重がのらず、指が浮いた状態になることです

浮足

足の指で「グー・チョキ・パー」練習で足指にしっかり体重がのれば、運動器機能が改善するそうです

浮足

 

体のかたさを改善するには

体のかたさを改善するキーワードは

生活習慣における姿勢と運動だそうです。

そのためには

「姿勢を良くする・外遊びをする」

        ↓

「体全体のバランスが良くなる」

        ↓

「体のかたさも改善する」

姿勢改善

 

上記の資料は、下記ページの下部の『「子ども処方箋」はこちら』からダウンロードできます。

https://sloc.or.jp/?page_id=165

 

まとめ

我が子がしゃがみ込みが出来なかったのは、

体の固さ(特に下半身の固さ)が原因であることが分かりました。

また、急激な体の成長によって、運動機能が追い付かない場合にも起こることが分かりました。

 

最近外遊びが減って、室内でゲームばかりしているのも原因だと思います。

姿勢に気を付けることも大事だということが分かりました。

 

簡単な体操で改善できることも分かったので、子どもと一緒に体操をしたいと思います。

 

下記サイトで「子どもロコモ」のチェック方法や改善方法が動画で分かりやすく説明されているので、気になる方は見てみると良いと思います。

https://sloc.or.jp/?page_id=167