冬の良く晴れたある日、義母から部屋の窓ガラスにひび割れが入っているとの報告を受けました。
2重構造の丈夫なガラスだったはず。。。しかも新築2年目💦
自然にヒビが入ることなんてあるの?なんかぶつけたでしょ?(失礼ながら思いっきり疑いました🤣)
原因はすぐには分からなかったのですが、修理と保険請求手続きの段階で、どうやら熱割れが原因のようだということが分かったのでした。
窓ガラスが自然に割れる現象とは?
義母からガラスにヒビが入っていると報告を受けて旦那が詳しく話を聞いたところ、今朝気がついたら窓ガラスにひびが入っていたのを見つけたというのです。特にぶつけた記憶はないとのこと。
その話を聞いて私と旦那は、失礼ながら、ぶつけたことに気が付かなくなってしまったのかな?と老いを疑ったのでした🤣
新築2年目の新しいガラスが勝手に割れるわけないよねって思ってましたから‥‥。
幸いヒビだけで、ガラスが割れ落ちているわけではないので早急に対応しなくてはいけない状態ではなかったのですが、このままでは危ないので修理を依頼しました。
家を建て替えた時にお世話になった工務店に連絡し、修理の依頼をすると、加入している火災保険が使用できるかもしれないとのことで、保険の手続きも一緒に行ってもらいました。結果火災保険で修理費用どころかプラスになったのですが、その様子は下記記事を参考ください。
修理依頼からしばらくして、火災保険の会社から直接電話がかかってきました。
窓ガラスが割れた原因について聞かれたので、義母の話をそのまま伝えると、自然に窓ガラスが割れる原因として、「熱割れ」という現象があることを教えてもらいました。
窓ガラスの熱割れとは?
「熱割れ」とは、直射日光や冷暖房などが当たることで、ガラスの表面にできる温度差が原因で起こるひび割れ現象だそうです。
温度が高くなったガラスは膨張する性質があります。直射日光や暖房などで暖められると暖められた部分のガラスが膨張しますが、サッシなどで隠れている部分は温度が上がらないので、膨張しません。
この、膨張する部分としていない部分のふくらみの差が限界を超えると、ガラスが割れてしまうのだそうです。
この熱割れという現象は、意外にも冬に起こりやすいのだそうです。義母の部屋の窓ガラスが割れたのも12月の良く晴れた日でした。
熱割れの窓ガラスの特徴
窓ガラスに入ったヒビの状態を確認することで、熱割れかどうかを判断することができるそうです。
熱割れの場合はあまり熱せられていない部分から割れるとのことで、熱せられていなく温度の低いサッシに近いほうから割れるそうです。
義母の部屋の窓ガラスもサッシからひび割れしていました。
熱割れしやすい窓ガラスとは?
熱割れしやすい窓ガラスは以下だそうです。
- 網入りガラス
- ペアガラス(複層ガラス)
- フィルムやシールを貼っているガラス
- 厚みのある1枚ガラス
- 熱線吸収ガラス
- 経年劣化しているガラス
我が家の窓ガラスはペアガラス(複層ガラス)です。
ペアガラスは2枚のガラスに挟まれた空間があることによって、高い断熱効果を発揮するガラスなのですが、直射日光を浴びると外側のガラスだけが熱を吸収し、内側のガラスと温度差が生じてしまい、単板ガラスよりも熱割れが発生しやすいのだそうです😂
なんと、熱割れしやすい窓ガラスだったとは…
知らなかったです💦
窓ガラスの熱割れ対策
窓ガラスの熱割れを防ぐ方法としては、窓ガラスの温度差を作らないことが大切となるので以下のことに気を付けるとよいそうです。
家具や家電などを窓ガラス付近に置かない
家具や家電などを窓ガラス付近に設置すると、家電・家具と窓ガラスの隙間に熱がこもって、熱割れが起きやすくなるそうです。窓ガラスから離れた位置に調整しておくだけでも、熱割れの防止効果があるそうです。
冷暖房の風を直接窓ガラスに当てない
冷暖房の風が直接窓ガラスに当たると、その部分だけまわりとの温度差が大きくなるので、熱割れが起きやすくなります。風向きを調整して直接窓ガラスに当たらないようにすることも大切だそうです。
窓ガラスにシールや遮熱フィルムを貼らない
シールや遮熱フィルムは、部屋の中に熱が入ることを防ぐために熱を吸収するため、熱によってガラスが膨張しやすくなってしまうそうです。
遮熱フィルムを貼りたい場合は、熱割れ起こしにくい製品もあるそうなので、そういったものを選ぶとよいそうです。
まとめ
窓ガラスが自然に割れる「熱割れ」という現象が起こった体験談をまとめました。
意外にも冬の晴れた日の午前中に起こることが多いのだそうです。
今回は火災保険を使って熱割れガラスの修理をすることができました。
最後までお読みいただきありがとうございました(^-^)