小6の息子が学校から帰ってくるなり
「しりとりですごい発見をしたんだ!『はなぢ』の後、続く言葉が見つからないんだよね。もしかしてしりとりで『はなぢ』は最強なんじゃない?」
と、嬉しそうに報告してくれました。
『ぢ』で始まる言葉は?
そういわれてみると、『ぢ』で始まる言葉はそう思いつかない。
息子に『ぢ』で始まる言葉がないか聞かれたので、それなら辞書で調べてみようかと、小学生用の国語辞典を渡しました。
『ぢ』で始まる部分をくまなく探したのですが、見つかりませんでした。
小学生用の辞典だから載っていないのかも?と大人用の国語辞典も引っ張り出して調べてみました。
これは字が小さくて大変だぁ
こちらも載っていませんでした。
ふと、『痔』は『ぢ』というフリガナが振ってあったのを見たことがあるなぁと調べてみると…
『痔』の『ぢ』は歴史的仮名遣いなのだそうです。
私は今までしりとりをしていて、その考えに至らなかったので、
「すごくいいところに気が付いたね♪」
と息子を褒めると、
「A君が教えてくれたの。それで『ぢ』で始まる言葉が分かれば勝てるかなぁと思ったんだけど」
と教えてくれました。
しりとりのルールを調べてみた
そこでふと、しりとりのルールってどうなっているのかな?と調べてみると…
・最後の文字が濁音・半濁音の場合、「゛(濁点)」「゜(半濁点)」を取っていいルールと、取ってはいけないルールがある。
例:「ストーブ」→「ブランコ」か「フルーツ」または「プール」(濁音・半濁音無視のルール)/「ブランコ」(濁音・半濁音採用のルール)
・ただし、上のルールで、「゛」を取ってはいけないルールの時、尻の文字が、「ぢ」(例:「鼻血(はなぢ)」)、「づ」(例:「国府津(こうづ)」)になった時には、現代仮名遣いに「ぢ」、「づ」で始まる言葉がほとんど無いので、特例として「じ」、「ず」に、変えていいという決まりがある。
例:「鼻血(はなぢ)」→「地獄(じごく)」等
なんと『ぢ』は『じ』に置き換えられるというではないですかぁ
まぁそうですよね。
『はなぢ』でしりとり終了してしまったら面白くないですよねぇ
色々と勉強になって楽しかったです(^-^)
しりとりのルールも初めて確認しました。
派生ルールとか色々あって、しりとりも奥が深いことが分かりました♪
最後までお読みいただきありがとうございました(^-^)