かぶの葉っぱ、皆さんどうしていますか?
私も以前は捨てていました。
無知だったので、食べられることも知りませんでした(>_<)
だって、スーパーでは葉っぱが中途半端に切られて売られていることが多いではないですか( ;∀;)
ところが実際は、根のより葉の部分の方がたくさんの栄養があることを知り、今回紹介するレシピに出会って、かぶの葉が大好きになりました♪
かぶの葉の栄養
まずはかぶの葉に含まれている栄養とその効果についてお話しますね
βカロテン
かぶの葉の一番代表的な栄養素は「βカロテン」です。
βカロテンは抗酸化力があり、がんや生活習慣病を予防してくれる効果が期待されています。
その他にも体内でビタミンAに変換され、髪の健康維持や、視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、そして、喉や肺など呼吸器系統を守る働きがあるといわれています。
小松菜とほぼ同量のβカロテンが含まれているそうです。
葉を茹でることによってβカロテンが増加するそうなので、茹でて食べると良いようです。
また、油との相性も良いので炒めても良いそうです。
今回は最初にゆでてから油でいためて調理します。(最強ですね)
ビタミンC
ビタミンCもかぶの葉には豊富に含まれています。
カブ1束でホウレンソウ1束に匹敵します。
風邪の予防や疲労の回復、肌荒れなどに効果があります。
美肌効果がうれしいですよね♪
鉄分
小松菜やほうれん草とほぼ同量の鉄分が含まれているそうです。
貧血の改善・予防に効果的です。
カルシウム
根部よりも葉の部分に多く含まれているカルシウムは、丈夫な歯や骨を形成するミネラルの一つです。
カリウム
高血圧の予防や、筋肉の収縮をスムーズにする働きもあります。更に腎臓に溜まりやすい老廃物の排泄を促す働きもあるといわれています。
その他の栄養素
たんぱく質、ビタミンE、ビオチン、マグネシウム、亜鉛、銅、ビタミンK、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、葉酸、パントテン酸
上記の栄養素も含まれています。
白髪予防のビオチンも含まれていたなんて驚きです♪
今回のレシピは「ちりめんじゃこ」と一緒に炒めますので、ちりめんじゃこの栄養素も紹介します。
ちりめんじゃこの栄養
カルシウム
ちりめんじゃこは小魚ですから、カルシウムが豊富です。
牛乳の約4倍のカルシウム含有量があります。
DHA
魚油に多く含まれる脂肪酸のDHAを含んでいます。
脳を元気にして健康維持に欠かせない栄養素です。アルツハイマー病の予防効果もあるそうです。
EPA
EPAも豊富に含まれています。
EPAとは、心筋梗塞や脳梗塞など生活習慣病の原因である血栓を防ぐ効果があるものです。
高度飽和脂肪酸なので、血液の粘度を減らし血液をサラサラにもしてくれます。
ダイエットサポート効果もあります。
EPAを摂取することで、痩せるホルモンであるGLP-1を放出するからです。これが出ることで、食欲抑制、消化スピードの低下、血糖値を安定させるなどの効能があるそうです。
これらの栄養満点の食材を使用することによって、
美肌や生活習慣病の改善を含む、嬉しい若返り効果
が期待できます(^-^)
かぶの葉とちりめんじゃこのにんにく炒め
材料
かぶの葉(大根の葉でもOK)(写真はゆでたものです)
ちりめんじゃこ 4分の1カップ
にんにく 2片(写真は1片)
赤とうがらし 1~2本程度
酒 大さじ2
塩 小さじ4分の3
ごま油 大さじ2
作り方
- 大きめの鍋にたっぷりの水を入れて火にかけ、沸騰したらバラバラにならないように葉を束ねて持ち、茎の方から鍋肌に沿って沈めていく。均一にゆであがるように菜箸で軽く動かしながら2~3分ゆでる
- ゆでた葉は冷水にとって粗熱をとる。しっかりと水けをきる。
- かぶの葉は好みの長さに切る。(ふりかけ風にするので小さく刻みました)ニンニクは粗みじん切り、赤唐辛子は小口切りにします。(今回は既にスライスされているものを使用)
- フライパンにごま油とニンニクを入れて中火にかけ、香りが出たじゃこと唐辛子を加えて焦がさないように2~3分炒める
- 切ったかぶの葉を入れて酒、塩で調味し、しんなりするまで炒める。
私は熱々のご飯にのせて食べるのが大好きです♪
大根の葉でも美味しくできますよぉ♪
葉っぱは捨てずに使いましょう。
栄養満点で美味しいので、是非作ってみてください(^-^)