昨日、娘の高校のPTA対象にした大学見学会に参加してきました(^-^)
東大と慶応義塾大を回るツアーでそこで現役東大生&慶応義塾大生の話を聞きました。
事前に聞きたいことを保護者から募って伝えており、私たち保護者にとって知りたい情報を得ることが出来ました。
東大4名、慶応義塾大3名に質問に回答してもらった結果を紹介します。
親に言われて嫌だった事・嬉しかったことは?
東大生の一人は「勉強しなさい」と言われたことはなかったので、それがありがたかったと言っていました。
その子は家が勉強するのに快適な環境でなかった(幼い兄弟がいた)ため、学校の自習室や図書館、塾の自習室で勉強をしていて、家はくつろぐ場としていたそうです。
他の東大生も「勉強しなさい」と言われた記憶はほとんどないそうです。
信じて見守ってくれたことがとてもありがたかったと言っていました。
慶応生も「勉強しなさい」とはあまり言われていなかったようですが、言われたことがある子は、「今からやろうと思っていたのに…」とか「その言葉でやる気をなくしたことがあった。」という回答でした。
「勉強しなさい」という言葉は、子どものやる気を削ぐマイナスの声掛けであることを改めて認識しました。
では勉強しない子にどんな風に接したらいいのか?
ということですが、やる気を無くした経験のある慶応生は、
「嘘でもいいから、頑張っているねと褒めてほしい」
と言っていました。
純粋に褒められると嬉しいということと、実は頑張っていない自覚があるので、後ろめたさから頑張らなくちゃと思えるのだそうです。
勉強していない事実を突きつけるのではなく、今少しでも頑張っている事、出来ている事を見つけて褒めてあげるようにしたいと思いました。
つい、色々言いたくなってしまうのですけどね(>_<)
ぐっとこらえて気を付けたいと思いました😅。
東大生の一人は、両親が高卒だったこともあって、東大を受験したいと言った時に、
「お前には無理だ」と言われたことが嫌だったと言っていました。
その子は12月の模試の結果がD判定だったこともあって、両親には「諦めなさい、別の大学にしなさい」と言われ続けたそうです。
それがとってもつらかったので、「頑張って目指していることを否定しないであげてください」と言っていました。
それは嫌だったよねぇと同意するも、いやいや、12月のD判定からの合格ってすごくないですか(゚Д゚;)
反対に嬉しかったことですが、
「信じて見守ってくれたこと」をあげる子が多かったです。
余計な口出しはするなということでしょうかね😅
後はサポートに感謝している子が多かったです。
例えば、
- 受験前はあまり運動していないので食欲がなくなってしまった時に朝ごはんにスムージーを作ってくれたことが嬉しかった
- 学校帰りに塾へ直接行っていたのですが、温かいお弁当を学校まで届けに来てくれたことがとてもうれしかったし、夜に温かいご飯が食べられたことで頑張れた
など、食事のフォローに関する感謝が多かったです。
親は黙って美味しいご飯を作ることですかね(笑)
まとめ
東大生は皆「勉強しなさい」とは言われてこなかったそうで、「信じて見守ってくれた」ことに感謝していました。
とは言っても現実にはぐうたらしている我が子に対してどうしたらよいか?
ということですが、
「勉強していないことを注意するのではなく」、「出来ていることを見つけて褒めるようにする」と良いようです。
これってなかなか難しいですよね(>_<)
つい「いつまで遊んでいるの~!」「宿題は?」と言ってしまいたくなるのをぐっとこらえて出来ていることを見つけるようにしたいと思いました。
あとは、美味しいご飯を頑張って作ります(笑)
他の質問の回答や教授のお話もとても為になったのですが、それはまた機会があったら紹介したいと思います。
東大の購買部でお土産にクッキーを購入して帰りました
最後までお読みいただきありがとうございました(^-^)