(2019/12/2更新)
11/1に文部科学省から2020年度からの英語民間試験活用のための「大学入試英語成績提供システム」の導入見送りが発表されました。
12/2現在の状況は下記記事を参考にしてください。
---以下は2019/9/21投稿の記事内容です。経過が分かるようにそのまま残します。---
大学入学共通テストで活用される英語民間試験が2020年4月から始まります。
9/18から入試用の英検受験の予約申し込みが始まりました。
予約金3000円はキャンセルした場合も返金しない方針でしたが、批判が集まり、一定期間にキャンセルすれば返金する方針に切り替わりました。
来年のことなのに日程や会場など詳細が決まっていない状況に混乱がうかがえます( ;∀;)
英語民間試験と大学入学共通テストの流れについて、2019年9月末現在で分かっている情報をまとめてみました。
英語民間試験の概要(各試験の実施日や受験料等)については下記の記事にまとめてあります。
英語民間試験と大学入学共通テストの流れ
新制度で最初の受験となる現高2生の9月現在から来年の入試までの流れになります。
2019年9月18日~
英検「S-CTB」の第1回の予約申し込み開始
※予約申し込み期間は9/18~10/7
返金申込期間は10/8~10/15
秋以降
英検以外の試験申し込み開始
11月1日~14日
大学入試センターが共通ID発行の申請受付
2020年1月
ID発行開始
2月
英検「S-CTB」の第1回の本申し込み
4月
民間試験の受験期間(4~12月)。IDを使って2回まで受験。
9月以降
総合型選抜(現在のOA入試)開始
11月以降
学校推薦型選抜(現在の推薦入試)開始
2021年1月16,17日
大学入学共通テスト
1月~3月
国公立私大の個別入試
各大学の英語民間試験活用状況
文科省は各大学に対して、9月末までに民間試験の活用方針について公表するように求めているとのことです。
文科省の下記サイト(ページ最下部の「5.大学・短大の大学入試英語成績提供システムの利用予定の状況」)に各大学情報が集まったのリンクがありますので、そちらから最新の情報を確認ください。
どの試験を受ければいいのか?
大学によって採用している試験が違いますので、志望大学が指定しているテストを受ける必要があります。
まだ活用方針の出ていない大学もありますが、私が調べた感じですと英検はほとんどの大学で採用されていました。
早めに志望大学を決められると受けるテストも決めやすくなります。
まとめ
英語民間試験について、2019年9月現在で分かっている流れを簡単にまとめてみました。
試験日程や会場など決まっていないことも多く、受験生は不安だと思います。
9/18から始まった入試用の英検受験の予約申し込みですが、先着順ではないと英検の公式HPで案内されていましたので、予約期限の10/7までじっくり考えてから申し込みをされると良いと思います。
英語民間試験の概要(各試験の実施日や受験料等)については下記の記事を参考にしてください。
↓↓「大学入試センター試験」から「大学入試共通テスト」への変更点のまとめ記事
最後までお読みいただきありがとうございました(^-^)