私は3年間、小学校のPTA本部役員をしていました😊
その経験から仕事が楽な役員についてや引き受ける時期について聞かれることがよくありました
ずばり、楽な委員はあります。
私が考えるおすすめの時期や各委員の特徴等を紹介します😊
自分の小学校のPTA役員事情を調べる方法
学校によってPTA役員事情が違っています。
子ども一人につき、1回引き受ければよい学校と2回目も回ってくる可能性のある学校。又は、子どもの人数に関係なく1回だけで大丈夫な学校。
その他ポイント制を採用していて、役員やお手伝いに対してポイントが決められていて、一定数のポイントをクリアーしなければならないといった学校もあります。
自分の学校がどのような感じになっているか調べる方法は以下になります。
- 年度初め(4月頃)にPTAから発行される役員についての手紙の内容を確認する
- PTA規約を確認する
- 先輩ママ&パパに聞く
- 先生に聞く
たいていの学校は役員決めが行われる年度初め(4月頃)にPTAから役員決めについてのお手紙が発行されることが多く、ここで各委員の仕事の紹介や学校の仕組みが解説されてます。
そんなお手紙は無いよぉ~という場合は、PTA規約に記載がある場合があります。
PTA規約ってどうやって調べるの?いつもらえるのか知らないという方も多いかなと思います。私も本部役員をするまで読んだこともなかったですし、気にとめたことも無かったですから🤣
PTA規約は総会資料と一緒に綴じられている場合や、「PTA規約・細則」として別冊で配られる事もあります。別冊で配られる場合は配布は1年生の年度初めの1回だけになります。
お手紙も規約も手元に無い、または規約に記載がない場合もあります。
一番いいのは先輩ママ&パパまたは、情報ツウな知り合いにリアルな声を聞くのがいいですよね。
でも気軽に聞ける知り合いがいないからこうして私のブログを読んでいただいているのですよね😅
そんな場合の最終手段は、「先生に聞く」です
「え~⁉先生ってPTA活動のこと分からないんじゃないの?先生に聞いていいの?」
と思いますよね。はい、先生はPTA活動について知らない先生がほとんどです。ですので、細かい内容なんて分からないと思います。
ですが、私が本部役員をしていた時、先生経由で役員関係の質問を受けて回答してもらったことが何度かあります。
学校によってはPTAがメールアドレス等を公開して問い合わせを受け付けてくれる学校もありますが、そういった窓口が無い場合は、先生経由で問い合わせるのもありかな?と思います。
(あくまで自校の対応例ですので、全ての学校(先生)が取り次いでくれるかは保証はできませんが…💦)
または、役員の人数を数えて6年間で延べ何人になるか、計算して子どもの学年の人数と比較すると1回で済みそうか?複数回の可能性もあるかどうか?なんとなく分かるかなと思います。
一番楽な仕事が少ないPTA委員会活動(役員)は何?
学校によって仕事の分担や活動内容が異なってきますので、一概には言えないのですが、私が一番仕事が少ない楽な委員は何かと聞かれたときに答えている委員会は
「卒業準備委員会」です。
卒業準備委員会(卒業対策委員会)とは?どんな仕事をするの?
卒業準備委員とはその名の通り、児童の卒業に関わる仕事をするので、6年生の時のみに招集される委員会になります。
主な活動は卒業式の記念品・花束の手配、卒業アルバムに関する業務、あと自校では「巣立ちの会」という行事を行うのでその運営が主な仕事になります。
他の委員会、役員との違い
おすすめする理由は活動が2学期から始まるということ。(※自校の場合です)
あとは、もしかして自校だけかもしれませんが、他の役員が出席している「PTA総会」や「全体委員会」に出席しなくてもよいという点です。
卒業に関する業務だけで、他のPTA役員との連携が必要ないからでしょうか?自校では他の役員には出席を要請しているPTA総会や全体委員会(PTA役員全員が集まり活動報告や連絡等が行われる会議)へは出席しません。
自校では全体委員会は年に3回あったので、総会を含め4回学校へ来る日が減るはだいぶ楽になるのかなと思います。しかも全て平日昼間に開催される会議ですので…
本部役員とのかかわりも無く、6年生の先生と連絡を取りながら活動しています。
(学校によっては卒業準備委員も総会等に出席することもあるかもしれないので、個別に確認ください<m(__)m>)
ただし、おすすめするとはいえ、6年生のみの募集ですし、そもそも6年になる前に1回目の役員をやらなくてはいけなかったりする場合もありますので、注意が必要ですね😅
いつ?何年生の時にやるのがいいの?
「何委員がいいの?」と聞かれるのと同じくらい「何年生が楽?」と聞かれる事も多いです。
逃げ切り(できればやらないで済ませたい)を狙わないのであれば、なるべく早め、つまり低学年のうちに引き受けてしまうことをお勧めします。
自校の場合、役員決めは立候補で、低学年は早めに役員を終えたい人が積極的に立候補するので、競争率が高く希望しても役員になれないことも多くあります。
学年が上がっていくにつれて倍率も低くなり、6年生では逃げ切りを狙うのでやっていない人からくじ引きという形で選出されます。
たいていの委員は学年ごとに活動することが多いので、やる気のある人が多く引き受けている早めの段階で役員を引き受けたほうが、活動もスムーズに行うことができると思います。
本部役員は役員関係のトラブルの相談や仲裁に入ることがあるのですが、6年生でくじで決まり、再三の呼びかけにも応じずに活動に一切参加なかったツワモノがいて色々と大変だった経験があります😱
まあ、これは極端な例かもしれませんが…
役員活動を通して知り合いも増えるので、早い段階で役員を行うことで学校生活に役立つことも増えるのではないかなと思います。
また、委員長・副委員長を高学年から選出する学校もあるようですので、それを避けるためにも低学年のほうがおすすめです。
ちなみに自校ではくじ引きで決めるので、学年は関係ありません。くじで決める学校が多い印象です。
各委員会の特徴
専門委員会にはどんな種類があって、どんな活動をしているか、自校の例で解説します。
( )は他の学校の一般的な名称
学年学級委員会(クラス委員会)
・PTA主催のお祭りの企画運営
・学校の学年、学級活動費などの会計監査
・懇談会(役員決め時)の司会
広報委員会
・広報誌の企画、編集、発行(年4回)
厚生委員会(文化委員会)
・PTA向けの講演会等の企画運営
・地域の公民館や育成会の活動への協力、手伝い
校外委員会(地区委員会)
・学校行事、PTA行事等の自転車整理
・通学班編成にかかわる業務
・児童の登下校の見回りに関する業務
ベルマーク委員会
・ベルマーク回収に関する業務
※自校では厚生委員の業務に含まれますが、単独で委員会としている学校が多いので上げました。
推薦委員会(選挙管理委員会)
・本部役員候補選出の準備と実施
※自校では他の委員会と兼務しており、推薦委員単独での募集はしていません。
仕事と両立させるのにお勧めの委員会は?
仕事をしていて平日になかなかお休みが取れない方にお勧めしているのが、広報委員会と校外委員会です。
広報委員は写真撮影や取材と記事を書く業務がありますが、取材対象の学校行事はあらかじめ子供の為にお休みをとっていたり、土日開催のものも多いです。
記事の作成は自宅に持ち帰って作成することもできそうなので(自校の場合)お仕事との両立がやりやすそうな感じです。
校外委員会(地区委員会)は学校行事やPTA行事の自転車整備や警備等を担当することが多いので、活動が行事と重なるため、余分にお仕事を休まなくてすみそうです。
(平日の活動が全くないわけではないですが‥‥)
私がおすすめするのは、上記の委員ですが、どの委員会でもお仕事と両立されている方はいらっしゃいます。平日休みが取りにくい場合は、家に持ち帰ってできる作業をするとか、集まりを土曜に設定するとか、工夫して乗り切っています。
まとめ
「どの委員会が一番楽なの?」と聞かれたときに私が答えているのは
「卒業準備委員会(卒業対策委員会)」です。
理由は他の委員会が出席する総会や全体委員会に出席しなくてよいことと、活動が2学期からということです。(あくまでも自校の場合です)
ただし、6年生のみの募集です。
逃げ切りを狙わないのであれば、早めに役員を引き受けておいたほうがスムーズにトラブルなく活動ができる気がします。
PTA役員と聞くと大変そうなイメージがあって、私も役員を経験する前はできればやりたくないなぁと思っていました。
最初に経験したのが、上の子が5年生の時だったのですが、実際やってみると交友関係も広がり、学校のこともよく分かるようになったのでもっと早めにやっておけばよかったなと思いました。
この記事がこれからPTA役員をやる方のお役に立てるとうれしいです😊
役員の方からよく聞かれる質問↓↓
また、PTA役員を引き受けずに済ませたい!という方は下記記事を参考にしてください。↓
今回紹介したのは専門委員会というくくりの委員会で、別途本部役員があります。
こちらは推薦や立候補等で選出されることが多いのですが、学校によっては特典が設けられていることもあり、本部役員を引き受けたほうが良い場合もあります。
ちなみに自校では、役員は子ども一人につき1回なのですが、本部役員を引き受けると兄弟分の役員が免除になる特典があります。
本部役員についての詳細は下記記事を参考にしてください。
最後までお読みいただきありがとうございました(^-^)